キレイになりたい
美しいという言葉の裏側には、いろんな意味合いがあると思うんですよ。
単純に顔の美しさだけじゃなく、造形やたたずまい、所作や心配りなどなど、「美しいな」と感じる部分はひとつではありませんから。
そんな美しさをすべて手に入れたいと思うのは贅沢でしょうか?
顔の美しさというのは、ひとそれぞれの好みや美的感覚の差があるので、絶対的な美というのは存在しないものですが、それ以外の美しさというのは全世界共通だと思うのです。
いや、ちがうか。
少なくとも日本にあって、古くから「美しい」とされてきたことは、現代にも通用すると言い直したほうがいいですね。
気配りや、でしゃばりすぎない心や、優しさなどは変わることのない物差しではかることができると思うのです。
人から「心がキレイな人」と言われると嬉しいですし、最終目標はそういう女性になることです。
もちろん、カンペキな美しさを持つ女性になるためには、あと5回以上生まれ変わっても難しいと思うのですが、そこを目標にすることで自分を高みに押し上げることはできると思います。
無理だからと言って諦めてしまうのは、やっぱりもったいないなと思うのです。
美しさを磨き上げるその過程は尊いものですし、ひとつづつ階段をのぼることで、周りにもその気持が伝わるのではないでしょうか?
自分が周りに良い影響をあたえたいとか、そういう大げさな気持ちは持っていませんが、私の言動によってみんなが優しい気持ちになれるなら嬉しいですね。
それに、見た目という部分においても、「あなたのようになりたい」と思われるような女性になりたいと思っています。
美人というのは、心の所作から生まれるものだと思うので、まずは心の平穏から手に入れたいものです。
毎日の生活の中で、ストレスが貯まることや怒りに震えることもあるでしょう。
でも、それをすべて受け入れることは不可能ですから、上手にスルーしながら、乗り越えていくしかないのです。
そうやって心のキャパシティを増やしていくことこそ、穏やかな日常を送れる方法だとも思っています。
美しさを求める日々は、きっと充実したものになるでしょうし、それが人生のテーマにもなりえるくらい重要なものに感じます。